日本ハム･中田翔が打点リーグトップに浮上! 4試合ぶり1発で佑ちゃん援護!

【楽天 2-4 日本ハム Kスタ宮城】
日本ハムは8日､楽天に4-2で競り勝ち､今季6度目の4連勝｡
先発･斎藤佑樹は4回1/3を5安打5四球2失点で降板となったが､4番･中田翔がチームの全得点をたたき出す活躍を見せた｡

怪物が黄金ルーキーを早々と援護した｡
初回2死二塁で打席に入った中田は､楽天先発･塩見の甘く入ったフォークを強振｡
打球は軽々と左中間フェンスを越え､4試合ぶりの一発となる12号2ランとなった｡

さらに､1点差に迫れた五回2死一､三塁の場面では､左中間を破る2点二塁打｡
内角への厳しい直球をはじき返し､
｢少し詰まったけど､うまく押し込めました｣(サンケイスポーツより)
と納得の表情を浮かべた｡

この日4打点と大暴れした中田は､今季64打点でリーグトップに浮上｡
ただ､個人記録については､
｢打点トップ?一切関係ないですよ｡つないでくれる人がいるから打点につながる｣(同)
と謙虚に語り､お立ち台では､
｢一つ一つ必ず勝っていきたい｣(同)
とチームの勝利を最優先する姿勢を見せた｡

4番の風格が出てきた中田に対し､梨田監督は､
｢先制2ランは素晴らしい｡のどから手が出るほどの追加点も取ってくれた｣(同)
と絶賛｡
一方､勝ち投手目前で降板となった斎藤については､
｢判断が難しかった｡もう少し経験させながら勝ち星がつくのがいいんだけど･･･｣(同)
と渋い表情を浮かべた｡

8月連敗スタートだったチームは､ここに来て上昇傾向｡
今季6度目の4連勝で､この日試合のなかった首位･ソフトバンクとのゲーム差を｢3.5｣に縮めた｡
14日まで13連戦と厳しい日程が続くが､若き主砲がチームを勝利へと導く｡

(2011年8月9日)

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