36歳のベテラン・井口資仁、好調を支えるマル秘トレーニング法が判明!
昨季、球史に残る下克上で日本一に輝いたロッテ。
しかし今季は西岡剛内野手、小林宏投手と投打の主力が抜けたこともあり、首位からゲーム差12.5の3位と苦戦を強いられている。

そんなチームにあって、存在感を示しているのが今年37歳を迎えるベテラン・井口資仁内野手だ。

今季は「3番・二塁」で開幕を迎え、ここまで73試合に出場し、打率.301、5本塁打、46打点。
暑さが厳しくなり、ベテラン勢は疲れが出てくる頃だが、調子を落とすことなくはつらつとしたプレーを見せている。

衰えるどころか、打撃技術にいっそう磨きがかかったように感じられる井口。
本人は、
「普段から試合に向けて準備をするだけです」(日刊ゲンダイより)
と涼しい顔だが、ロッテの赤坂トレーナーは好調の秘密をこう証言する。

「人間の筋肉というのは表面の筋肉(表層筋肉)と、その中の筋肉でできています。表面の筋肉ばかりを鍛えると体が硬くなる。井口君は軽い負荷の筋トレで、表面の筋肉ではなく、体の中の筋肉を鍛えているわけです」(同)

具体的には、1キロ程度のダンベルを使い、長時間に渡って体に負荷をかけているとのこと。
こうすることで筋肉が固くならず、突発的な動きにも対応できる体を維持しているという。

また、オフの自主トレから肩甲骨や脇腹、股関節などのストレッチを続けたことにより、今季は体全体の可動域が5度から10度ほど拡大。
怪我の防止になると同時に、打撃にも好影響が出ているという。

1996年にドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)に入団した井口は、2003年にトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成するなど走攻守3拍子揃った大型内野手として活躍。
2005年に米大リーグへ移籍すると、主に2番打者としてチームバッティングに徹し、1年目からチームの地区優勝に大きく貢献した。
日本球界復帰後は、勝負強い打撃で打点を量産。四球での出塁も多く、昨季の出塁率は4割を超えた。

その時々で自らのバッティングスタイルを変えてきた井口。
移籍するたびに相当な努力があったはずだが、チーム関係者いわく、
「人に努力している姿を見せるのが大嫌いな人」(同)
とのこと。
輝かしい成績を残しながらも決しておごることなく、ひたむきに野球と向き合い続けてきたということだろう。

ソフトバンクと日本ハムが頭一つ抜け出しているが、3位以下は大混戦のパ・リーグ。
昨季の下克上を再現するため、井口は今日も陰ながら汗を流しているはずだ。
(2011年7月23日)
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