オリックスが横浜に交流戦11連勝! 先発･寺原隼人は古巣相手に初勝利!

【オリックス 2-1 横浜京セラドーム大阪】
オリックスの寺原隼人投手が31日､古巣･横浜との交流戦に先発｡
6回3安打無失点と好投し､今季4勝目を挙げるとともに､チームの連敗を3で止めた｡

｢みんな知っている選手｡(相手も)フルスイングで来るんで､僕も力負けしないようにと思いっきり攻めたことが良かったと思います｣(スポニチアネックスより)
と古巣との初対戦を振り返った寺原｡
その言葉通り､初回から150キロを越える直球で横浜打線を圧倒｡
三回までに4奪三振と最高の立ち上がりを見せた｡

四回1死からは金城を中前打で出したが､続く村田を投ゴロ｡
スレッジからは渾身のフォークで空振り三振を奪った｡

完封ペースかと思われたが､岡田監督は､
｢5回ぐらいからおかしかった｡(今季最多の133球を投げた5月23日巨人戦の)疲労が取れてないみたいやった｣(同)
と七回から投手を吉野にスイッチ｡
その後は平野､岸田と万全の継投で､横浜の追撃を振り切った｡

オリックスはこれで2008年以来､横浜に11連勝｡
リーグ戦では最下位ながら､交流戦での貯金を1とした｡

不調の木佐貫､朴賛浩が2軍で調整中と､先発投手の駒不足が深刻化しているオリックス｡
チームトップタイの4勝目を挙げた寺原が､最下位脱出のキーマンとなりそうだ｡

(2011年6月1日)

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