創部1年でセンバツ出場を決めた創志学園、躍進の秘訣は監督の”鉄拳制裁”!?
3月23日に開幕するセンバツ高校野球。
先月28日に出場32校が決定したが、岡山県代表の創志学園が早くも注目を集めている。

なんと、創志学園野球部は昨年4月に創部したばかり。
創部から1年足らずでの甲子園出場は2002年夏の遊学館(石川)の1年4カ月を上回る史上最速記録だ。

チームは1年生ばかり28人だが、昨秋の中国大会で並み居る強豪を倒して準優勝。
専用グラウンドも打撃マシンもない環境の中で、夢の甲子園切符を掴み取った。

そんな創志学園を率いるのは、2005年春に創部3年目の神村学園(鹿児島)甲子園に導いた長沢宏行監督。
センバツ出場が決まった際には、
「1つでも多く勝ちたい。優勝は厳しいかもしれないが、大きな波に乗れればそういうこともあるかもしれない」(デイリースポーツより)
と意気込みを語った。

チームを短期間で強くする手腕には定評のある長沢監督だが、その指導は"鉄拳制裁"も辞さない厳しさがある。
神村学園ではこの指導法が学校や父兄の間で問題視され、2008年に監督を辞任し学校も退職に追い込まれた。

創志学園には野球部創部とともにやってきたが、ここでも"鉄拳制裁"は続いている。
しかし、創志学園では指導法を問題視する動きはないという。

あるアマチュア担当記者は、
「長沢監督は問題のある生徒の扱いに長けているし、そういう生徒の方が伸びしろが大きいと思っている。だから神村学園をクビになった時、あえてそういう学校に自分を売り込んだ。今回の創志でも、愛のムチと称して時には鉄拳制裁も辞さない指導でチームを強化してきた。甲子園に出場すれば校名が売れ、選手も卒業後の進学や就職に困らない」(日刊ゲンダイより)
と長沢監督が"鉄拳制裁"を行う真意を説明。
創志学園ではこの"真意"が学校や父兄、そして選手達にもしっかり伝わっているようだ。

実際、チームを引っ張る野山慎介主将は、
「監督について行けば勝たせてくれると思う」(デイリースポーツより)
と絶対的な信頼を口にしている。

マンガのような成長物語で、センバツ出場を掴んだ創志学園。
果たして、夢の舞台で旋風を巻き起こすことはできるだろうか。
(2011年2月5日)
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