横浜･村田修一が主将の自覚!! 今季は右打ちと走塁で勝利に貢献だ!!

沖縄･宜野湾でキャンプを行う横浜の村田修一内野手が2日､打撃練習で快音を連発｡
3年ぶりの本塁打王奪還へ､徹底した"右打ち"を行うことを明かした｡

この日の打撃練習では41本の打球中､40本が中堅から右方向｡
柵越えは3本だったものの､鋭い打球が何度も右中間へ飛んだ｡

46本塁打を放ち2年連続本塁打王に輝いた2008年､村田の右方向への本塁打は11本｡
しかし､体への負担を減らそうと88キロに減量して挑んだ昨季は26本塁打に終わり､右方向への本塁打は2本と激減した｡

村田は球界でも最重量級の970グラムのバットを使用しているが､昨季は減量のせいもありバットが重く感じたという｡
今季はバットを930グラムのものに変え､体重も95キロまで戻した｡

徹底した右打ちはボールを最後まで見極め､無駄な凡退を減らすため｡
同じ失敗を繰り返すまいと､村田は､
｢40本打たないと村田修一じゃない｣(スポニチアネックスより)
と自身にプレッシャーをかけている｡

また､今季は走塁にも力を入れることを宣言｡
3年連続最下位に低迷しているチームの得点力をアップするべく､二塁走者のときはワンヒットで生還することを心掛けるという｡
プロ8年間で盗塁数はわずかに8だが､
｢対戦相手もファンも村田は走らないと思っているので､先入観を払拭したい｣(サンケイスポーツより)
と意欲的だ｡

今季から新主将に任命された村田｡
キャンプでは若手に積極的に話しかけ､首脳陣にも意見を述べるなど早くも自覚をみせている｡
"右打ち"や"走塁"も､全てはチームの勝利を願う主将としての覚悟の表れだろう｡

(2011年2月3日)

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