巨人･長野久義のパワーに阿部慎之助も降参!? ”清原流”の肉体改造に挑戦中!?

巨人･長野久義外野手が16日､今年初のフリー打撃を敢行｡
通常の倍ほどもある約1.5キロのバットで広角に鋭い打球を連発し､阿部慎之助捕手もその力強さに舌を巻いた｡

温暖なグアムで自主トレを行っている長野が､今季に向けて掲げたテーマはズバリ､"パワーアップ"｡
グアムには秘密兵器として､約1.5キロの"超重量バット"を持参した｡

用意契約を結ぶミズノ関係者が､
｢球界でもあまり聞いたことがない(ほど重い)｣(スポーツ報知より)
というそのバットは､昨年､自己新となる44本塁打を放った阿部でさえ､
｢めっちゃ重い｡使いこなせないよ｣(同)
とギブアップするほど｡

長野はそれを素振りやロングティーの際に使用し､上半身の筋力を強化｡
また､体全体を使ったスイングでなければ打球が飛ばないため､フォーム修正にも役立っているという｡

パワーアップへの挑戦はこれだけではない｡

今オフにジャイアンツ寮を退寮し､ひとり暮らしを始めた長野は､
｢鶏肉を中心にした食事を心がけたい｣(同)
と食生活を変えていくことを宣言｡
強靭な肉体作りに挑む長野にとって､低脂肪･高たんぱくの鶏肉はうってつけの食材だ｡

かつて､清原和博氏はササミを主体とした鶏肉料理を1日5回に分けて摂取することで肉体改造に成功｡
偉大な先輩に習い､グアムから帰国後は自炊も積極的に行い鶏肉を摂取するという｡

新人王を獲得したことで､来季は他球団からの徹底マークが予想されるが､
｢プロ野球には2年目のジンクスという言葉がある｡負けないようにしっかり頑張りたい｣(ニッカンスポーツより)
と力強く語った長野｡
たくましさを増した体で､ジンクスを跳ね返すことはできるだろうか｡

(2011年1月17日)

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