元巨人の仁志敏久が世界行脚を決意!! 野球界の中田英寿になる!?

巨人､横浜などで活躍し､昨年6月に現役引退した仁志敏久氏が､世界行脚を計画していることが分かった｡
すでに周囲には､
｢フリーの立場で､野球人として､視野を広げたい｣(スポーツ報知より)
と話しており､1月下旬にもドミニカ共和国を訪問する予定だという｡

常総学院-早大-日本生命-巨人と野球のエリートコースを歩んできた仁志｡
しかし昨季､日本での栄光を捨て米･独立リーグに挑戦｡
決して恵まれているとはいえない環境の中で若手選手と共に汗を流し､
｢もう1度､野球の原点を見直したい｣(ニッカンスポーツより)
という強い思いが生まれたという｡

昨年6月の現役引退後､米大リーグ､マイナー､独立リーグでのコーチ就任の道も検討したが断念｡
自らの目で世界の野球を確かめることを決意した｡

1カ国目として選んだドミニカ共和国は､米国以外では最多のメジャーリーガーを輩出する"野球大国"｡
バットやグローブなどの用具すら満足にない貧しい環境の中で､どのように一流選手が育つのかを調べるつもりだ｡

今後はキューバ､ベネズエラ､プエルトリコ､パナマといった野球が盛んな国を中心に訪問し､野球後進国であるヨーロッパにも足を運ぶ意向だという｡

サッカー界では中田英寿が引退後､世界を旅しながらサッカーの発展に貢献している｡
独自の野球理論を持つ仁志が､世界行脚でなにを得るのか注目だ｡

(2011年1月16日)

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