ソフトバンク･斉藤和巳が現役”一時”引退!! 育成コーチ就任も再契約ある!?

2007年10月を最後に実戦から遠ざかっているソフトバンク･斉藤和巳投手が来季､育成コーチに就任することがわかった｡
球団から育成選手か育成コーチでの契約を打診されていた斉藤は､育成コーチでの契約を結ぶ意思を固め､近く球団側に伝える予定だという｡

2003年には20勝を挙げるなど､球界を代表する投手として数々のタイトルを獲得してきた斉藤｡
しかし､2008年1月に右肩を手術して以降､2シーズン登板なし｡今年2月には再起を賭け再び右肩にメスを入れた｡

先月4日には手術後初となるキャッチボールを行うなど､復活へ意欲を見せていたが､球団側は来季の実戦復帰も難しいと判断｡
育成選手としてリハビリに専念するか､来季から導入される"3軍"の指導者になるか決断を迫っていた｡

最終的に育成コーチ就任を決断した斉藤だが､現役を諦めたわけではない｡
キャッチボールを通じ､僅かながら手応えを感じているという斉藤に対し､球団側は右肩の経過次第では将来的に再契約する方針｡
現役引退はあくまで暫定的なものであり､実質的にはコーチ兼選手という位置づけになるとみられる｡

入団以来背負う背番号｢66｣は変更されないという斉藤｡
球団側の最大限の支援をうけ､｢66｣がコーチとして"再起"を賭ける｡

(2010年11月4日)

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