上原、納得の7回2失点の好投も初黒星! トレンブリー監督「今季すごく勝てる」

ボストンで19日に行われたレッドソックス対オリオールズ戦で、
オリオールズの上原浩治投手(34)が先発。
強力打線を誇るレッドソックス相手に7回を5安打2失点に抑える好投を見せた。

結果は味方打線の援護がなく1-2で自身メジャー初黒星となったものの、
投球内容を振り返る上原の表情からは一試合一試合、日に日に増していく自信が感じられた。

この日の上原はキレのある直球を中心に、
球速に30キロ以上の差がある2種類のフォークを織り交ぜ打者を翻弄。
失点はあったものの決定的な失投ではなく、ほぼ完ぺきな内容であった。

試合後の上原は、
「楽しかった。申し訳ないけど、（個人の）勝ち負けどうこうというより楽しんでいるんで」
と、自身の投球内容にご満悦。

チームを率いるトレンブリー監督に至っても、
「休みが増えたこと以上に、彼の闘争心・プライドがこの投球につながった。彼のこの投球があれば、ウチは今季すごく勝てる」
とエースの活躍に信頼感をあらわにした。

ただ、好投したからには勝ち星が欲しかったのは正直なところ。
次回登板予定の24日レンジャーズ戦では、自身の好投と味方打撃陣の奮起で今度こそ完ぺきな内容での“勝ち星”を目指す。

(2009年4月21日)

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