西武･片岡が今季絶望!? タカに3連敗でもう勝つしかない!!

【西武 4-5 ソフトバンク】試合後､ベンチからなかなか動こうとしない渡辺監督の姿がすべてを物語っていた｡

2位ソフトバンクの本拠地に乗り込み一気に優勝を決めるはずが､まさかの同一カード3連敗｡
これで､ソフトバンクとのゲーム差はついに0.5｡優勝マジックは4のままで､残り4試合となった｡

｢これが結果だから｡向こうに流れがある状態で､それをせき止めることができない｡ウチが未熟ということ｣(サンケイスポーツより)

この3連戦すべて一回に本塁打で先制し､相手先発を序盤でKOしながら､すべて逆転を許した｡
投手陣が3戦25失点と逆転優勝を目指すソフトバンク打線の執念に屈した｡

さらに､非常事態も発生｡
好調のリードオフマン･片岡が四回に右中間適時二塁打を放った際､走塁時に右足を痛めて途中交代｡

病院に直行した片岡は痛々しい松葉杖姿で球場に戻り､チームの敗戦を無言で見届けた｡

球団からは｢右ふくらはぎの軽い損傷｣と発表されたが､全治は不明｡
佐々木トレーナーも､
｢22日の(練習の)様子で判断するけど､今のところは何とも言えない｣(スポニチアネックスより)
と話すにとどまり､残り試合の出場はもちろん､クライマックスシリーズの出場も微妙となりそうだ｡

｢ウチとしては､残り4つ全部勝つしかなくなった｡前を向いてやっていくしかない｣(同)

ソフトバンクの残り試合数は3｡
数字の上では優位に立っているものの､この1敗はあまりに大きい｡

(2010年9月21日)

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