オリックス･金子千が球団37年ぶりの快挙達成!! 逆転CS進出が見えた!!

【オリックス 3-2 西武】負けないのがエースの証だ｡

オリックスの金子千尋投手が､7月1日の楽天戦から続く連勝を12に伸ばし､チームは日本ハムを抜き4位に浮上した｡

｢いいときと比べると､よくなかった｡連勝中も理想の投球ができているわけではない｣(サンケイスポーツより)
と苦笑いで試合を振り返った金子｡

2点の先制をもらいながら､自慢の直球が走らず同点とされた｡

しかし､
｢最近は(スピード)ガンも出ていないような気がするし､でもそういうときにしっかり投げないと｣(同)
と球速よりも制球重視に切り替え､7回を5安打2失点にまとめ､先発の役割を見事に果たして見せた｡

12連勝は2005年にソフトバンク･斉藤和が15連勝して以来｡
球団では､1973年に14連勝した米田哲也以来､37年ぶりの快挙だ｡

また､この日の勝利でハーラー単独トップとなる16勝目を挙げた金子｡

岡田監督は､
｢同点やったら(勝ち星をつけるため)もう1回いかせてたかも｣(同)
と球団17年ぶりの最多勝獲得に期待を寄せているが､金子は､
｢それ(タイトル)を目標にやっているわけじゃない｣(同)
と言い切った｡

この日の勝利で3位ロッテとのゲーム差は1.5｡

金子は､
｢こういうプレッシャーの中でやれてる｡いい経験｣(デイリースポーツより)
と逆転でのクラマックスシリーズ進出へ､フル回転を約束した｡

(2010年9月15日)

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