デーゲームしたくない!? プロ野球選手会がファンを裏切る異例の要望!?

記録的な猛暑が続く今夏｡
9月に入っても気温が下がる気配はまったくない｡

そんな暑さのせいなのか､阪神の新井貴浩を会長とする日本プロ野球選手会が､日本プロ野球組織(NPB)に異例の要望を出した｡

そのお願いとは､なんと"デーゲームの廃止"｡

1日､日本プロ野球選手会の松原事務局長がNPB側に対し､
｢来季から7月､8月の2カ月間はデーゲームをやめてほしい｣(夕刊フジより)
と選手の意見を代弁｡

｢日曜日のデーゲームはファンのためであることはよく理解しています｡ただ空調のあるドーム球場はいいとしても､この暑さの中､野外の球場のデーゲームは選手も大変だし､見るお客さんも同じでしょう｡早めに要望しておかないと来年のスケジュールが決まってしまうのでね｣(同)
と理由を説明し､対応を求めた｡

NPB側にとって､7･8月のデーゲームはファンが時間を気にせず最後まで試合を楽しめ､夏休みということもあり家族連れも多く､観客動員の目玉｡

当然､認めるわけにはいかない要望かと思いきや･･･

選手の肉体的な問題だけでなく､高い入場料を払って球場に足を運ぶファンの健康問題を取り上げられたために､選手会の要望を受け入れざるを得ないだろうという見方が強まっているという｡

暑い中､ビールを片手に野球観戦することを楽しみにしている人も多いと思うが､それも今季限りとなりそうだ｡

(2010年9月3日)

その他のBASEBALLニュース