壮絶首位争い! 巨人、由伸弾で再奪還!! 脇谷は15試合連続得点
首位攻防の3連戦は巨人が2勝1敗で勝ち越した。
5日に行われた阪神戦、巨人は二回に高橋由伸が先制の11号3ランを放つと、打線が爆発。
脇谷亮太が、セ記録を58年ぶりに更新する15試合連続得点を樹立するなどして9-1で阪神を一日天下に。
先発した東野峻は七回途中まで4安打1失点と好投を見せた。

超満員の東京ドームが、一瞬静寂に包まれた。
二回無死一、二塁。
高橋がフルカウントから3球ファウルした9球目、148キロの直球が、快音とともに弾かれた。
飛び上がって打球の行く先を見つめる原監督。
打球は大きな弧を描き、右中間席最深部へと突き刺さった。

「何とか後ろにつなげようと思っていたら、最後に甘い球がきたね。追い込まれていたけど、いいスイングができた。ミートすることだけを考えていました」(サンケイスポーツより)

地鳴りのような歓声の中ホームインした高橋は、原監督と目を合わせるとグータッチ。
後半戦初アーチの11号3ランにとびっきりの笑顔を見せた。

最年長の一発にナインも触発された。
直後に長野が左越え二塁打で出ると、脇谷が「イケイケで流れに乗せられて打つことができた」と話した中前適時打。
その後、松本の左前にポトリと落ちるタイムリーで脇谷は生還だ。

これで15試合連続得点のセ・リーグ新記録。58年ぶりの快挙に

「自分一人だけの記録ではない。みんなの助けがあったから。マツ(松本)、ありがとう」(同)

とニッコリ。

「実は15試合連続安打なんですが…知っていますか?」(同)

と逆取材しておどけてみせる脇谷。絶好調男の活躍もあって、早くも主導権は巨人が握った。

先発した東野も六回まで4安打1失点。七回、二死満塁として2番手久保にマウンドを譲ったが、半壊の先発陣で奮起する右腕が、強力打線を見事抑えた。

永遠のライバルとの直接対決は残り8試合。
「実りのある2勝1敗でした」と話す原監督は、4連覇に向け確かな手応えを感じている。
(2010年8月6日)
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