ファン総立ち!! イチロー､本塁打を捕る

米大リーグ､マリナーズのイチロー外野手は22日､レッドソックス戦に｢1番･右翼｣で先発出場し5打数1安打｡
初回で本塁打性の大飛球をフェンス際でジャンピングキャッチするという驚きのプレーをみせた。
試合はマリーナーズが6-8で敗れた｡

初回､レッドソックスの主砲･オルティスが本塁打性の大飛球を放つと､イチローは右翼フェンス際まで打球を確実に捉えながらダッシュ｡
ギリギリのところでジャンプすると､フェンス上10cmというところを越えようとしていたボールを見事キャッチ｡
この大胆で華麗なプレーには本拠地のファンも思わず立ち上がって大歓声を送った｡
打撃ではレッドソックスの先発ラッキーに対し､初回第1打席を左飛､三回無死一塁で迎えた第2打席は投直､六回の第3打席は見逃し三振に倒れた｡
八回二死一､二塁のチャンスで迎えた第4打席は左飛｡
同点となった九回の第5打席は敬遠四球だった｡
延長十二回に無死一塁で迎えた第6打席はレッドソックス5番手の岡島から三塁強襲の内野安打を放ち､5打数1安打で打率を3割1分5厘とした｡

試合は1-6と5点を追うマリナーズが土壇場の九回で同点に追いつき､延長戦へ突入｡
九回以降完封されていたレッドソックスだが､十三回に途中出場のパターソンの2点適時打で勝ち越しに成功｡
4時間に及ぶ接戦は6-8でレッドソックスが制した｡

(2010年7月24日)

その他のBASEBALLニュース