中日､日本新｢5戦連続完封｣達成!!

20日に行われた中日対横浜戦､中日は延長十一回に和田の適時打で横浜を1-0で下した｡
これで中日は16日の広島戦から続く連続試合無失点勝利を5に伸ばし､プロ野球新記録を達成した｡

｢本当にピッチャーが頑張っていたので､投手のおかげです｡打てる球を悔いのないように振り切ろうと思った｣(スポニチアネックスより)

延長十一回､1死一､二塁｡サヨナラの中越え打を放った和田は､投手への感謝の気持ちを言葉にした｡
落合監督も､独特の言い回しで選手を称える｡

｢良いことだ｡その(記録達成の)メンバーってのは､今後ことあるごとに新聞に載るから｣

大記録がかかった一戦｡
ネルソン､清水､高橋､浅尾､河原､岩瀬､平井と､7投手みんなで繋いで勝ち得た｢0｣の数字だ｡
先発は今季初のネルソンが5回3安打無失点の快投を見せると､六回からは継投｡
七回1死一､二塁のピンチには3番手の高橋が連続三振で横浜から決定機を奪い取る｡
八回の浅尾からは1人1回ずつ守り抜き､恵5安打に封じ込めた｡

回を重ねるごとに､投手陣のモチベーションは高まっていった｡

｢先発が凄く頑張っていたので何とか｢0｣でつなげたかった｣(同)

と話すは浅尾｡ピンチを救った高橋も､

｢0-0だったので絶対に点をやらないつもりだった｡みんなが自分の仕事をしている｣(同)

と強い連帯感を言葉にする｡
最後を締めた平井は

｢みんなでつないでここまで来た｣(同)

と全投手の思いを代弁した｡

チームは連続イニング無失点も47とし､球団最多記録の43を更新｡
残る21日にはプロ野球記録52イニングの更新に挑戦する｡
貯金は今季最多タイの6｡
心強い投手陣に支えられ､チームは一丸となって後半戦への足場を固める｡

(2010年7月21日)

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