沖縄から秋田ヤクルト9日間で4300キロ移動の超過密日程

CS進出を目指し好調のヤクルトだが､1日に､3日からの中日2連戦に向けて沖縄から秋田へ移動｡
1日からの9日間で､移動距離は約4300キロと､ハードな日程との戦いを乗り越えなくてはならない｡

南国から､一気に東北へ｡那覇から秋田までの約2200キロを移動すると､中日戦の後には阪神3連戦のため南下する｡
岡山･倉敷で1試合をこなし､残り2試合を甲子園で行うため再び北上｡
9日に神宮に戻るまでの計約4300キロは､本州1往復半に匹敵する距離だ｡

｢プロだからやるしかない｣

と小川監督代行は言うが､移動の疲れと南北の気温差があっては､体調管理は簡単ではないはずだ｡

4月には16泊17日の長期ロードで4勝9敗1分けと大きく負け越し､以降の大失速へとつながった｡
6月は14勝8敗で月間首位に輝いたが､それでも3位の中日とはまだ大差がある｡
この2連戦に先発する秋田凱旋のエース石川と由規の｢東北コンビ｣だけは､沖縄に帯同せず万全を期した｡
CS出場を射程に入れるため､何とか連勝といきたいところだが｡

(2010年7月3日)

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