WBC宿舎から消えたイチロー!? 単独行動のねらいとは?

ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の1次ラウンド（東京）を終えた日本代表は日本時間の10日、
2次ラウンドに向けての直前合宿地となるアリゾナ州スコッツデールに到着。
この地で2次ラウンド突破を目標に最終調整に入る。

しかし、日本代表が宿舎に到着するとあの男の姿だけがどこにも見当たらない。
あの男とは、日本のチームリーダー的存在でありながらも今ひとつ調子の上がらないイチロー外野手(35)だ。
チーム関係者の説明によると、イチロー本人から自宅に戻りたいという要望が出たため、
それを日本代表スタッフ陣が許可したとのこと。

これからチーム一丸となって強豪に打ち勝つという時に、
何故このような単独行動が許されたのか?

それはイチローの自宅に秘密が隠されていた。
イチローが所属するマリナーズも春季キャンプは同じアリゾナ州で行われる為、
このアリゾナ州にもイチローは自宅を持っていたのである。

そしてその自宅には、
イチローが理想としている柔軟性のある筋肉をつくる為の数千万円もするという最新トレーニングマシーンが常設されているというのだ。

事実、前回大会でイチローは今回どうよう自宅から合宿地に通う単独行動を行ったが、
自宅での調整がうまくいったのか、
2次リーグ以降の打率が.450と爆発。日本の世界一に大きく貢献したという実績があるのだ。

今大会の1次リーグも思うようなパフォーマンスができなかったイチロー。
日本代表スタッフ陣も自宅通いで打撃が爆発してくれるのならば、笑顔で送り出すといったところだろう。

7日の韓国戦を見て分かったように、イチローの復調が日本の勝利を一気に近づけることは間違いない。

果たして前回大会と同様、
自宅での調整とリフレッシュをきっかけにイチローの才能が爆発するのだろうか。
この男から目が離せない。

(2009年3月11日)

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