イチローが今季100安打達成!! マリナーズは連勝を6でストップ

24日、米大リーグ・マリナーズのイチローがカブス戦で2安打を放ち、72試合目にして今季100安打に到達した。

本拠地セーフコ・フィールドでカブスとのインターリーグ3連戦最終戦に1番・右翼で先発出場したイチロー。
五回に右翼線二塁打、延長十一回に左前打を放ち、今期の通算安打数を100本とした。
5打数2安打、1四球（敬遠）で打率は.339に上がっている。
対するカブスの福留は1番・右翼で先発し、4打数無安打1四球だったが、延長十三回に勝ち越し点につながる犠打を決めている。
マリナーズは延長十三回の末に2対3で敗れ連勝を6でストップした。

100安打に2本と迫っていたイチローは初回、このシリーズで初めて出場した福留のところへフライを打って凡退。
2打席目もレフトフライに終わったが、3打席目に相手先発テッド・リリーの緩いカーブを捉えて、ライト線に二塁打を放っている。
七回の4打席目は、1点を追加してなおも二死二塁で打席に立ったものの、ここは敬遠された。

一方、4試合ぶりに先発した福留は4打席目まで凡退。しかし延長十三回の5打席目は、無死一塁で打席に入ると、きっちり犠牲バントを決めた。
また、その裏はライトの前に飛んだライナーに対してダイビングキャッチを決め、投手を救っている。

試合は2－2の同点で延長戦に突入し、十三回一死一、二塁からカブスの3番バードが適時打を放って勝ち越しに成功。
その裏マリナーズは得点できず、カブスが延長戦を制した。

節目を勝利で飾ることは出来なかったが、イチローは72試合目にして今季通算100本の安打を記録。
ただ、これまでの記録からすると遅いほうで、最速は01年の62試合目で、一番遅かったのは08年の81試合目だ。
去年は出場63試合目でこの節目に到達している。

(2010年6月26日)

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