ヤクルト、"ポスト古田"米野と西武・山岸をトレード

ヤクルトは18日、米野智人捕手と西武・山岸穣投手の交換トレードが合意に達したことを発表した。
ヤクルトは15日に楽天から渡辺恒樹投手を獲得しており、投手陣の再編に力を入れている。

米野はプロ11年目の捕手で、今季の1軍出場はなし。ファームでは5試合に出場し、4打数2安打、1本塁打の成績だった。
入団当初から"ポスト古田"と注目されていたが、川本良平、相川亮二の台頭で出場機会は減っていった。
通算成績は247試合に出場し打率2割8厘、12本塁打、53打点。
ヤクルトによると、トレードの話を聞いた米野は
「突然の話でびっくりしています。新天地では新たな気持ちでチームに貢献できるように頑張ります」（デイリースポーツ）
と、驚きと期待の入り混じった声で答えたという。

山岸はプロ6年目の右腕で、今季の1軍登板はなし。
ファームでは9試合に登板して2勝5敗0S･防御率5.75の成績で、通算成績は71試合登板6勝4敗1S･防御率3.42。
西武は銀仁朗の負傷などで捕手が手薄になっていた。

(2010年6月20日)

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