「シーズン後、将来について考える」メジャー複数球団がダル獲得に向けて調査

9日、日本ハムのダルビッシュ有について、米大リーグのヤンキース、メッツ、タイガーズが獲得に向けて調査を進めていることがAP通信によって報じられた。
同通信は"日本が誇るエースに対する調査球団はさらに増えている"としており、ダルビッシュの「シーズンが終わったら将来について考える」との発言を伝えている。

「ダルビッシュはメジャーからの評価を尊重する」と題された記事は、
"今季オフに日本ハムがポスティングシステム（入札制度）でのメジャー行きを容認するという憶測が飛び交っているため、さらに多くのメジャー球団が調査を始めている"、とした内容を伝えている。

AP通信のインタビューに対し、ダルビッシュは「良い注目は決して悪いことじゃない」と答えており、「今はチームの勝利に向かって集中するだけ。シーズンが終わったら将来について考える」とメジャー入りへ前向きとも取れる注目すべきコメントも残している。
また、メジャー球団が気にする投球数についても言及。5月8日の楽天戦で156球を投げた右腕は、球数の多さについて「ちょっと心配しているが、今季まではそんなに球数は多くなかったし、日本人投手の平均よりは少ない。だからあまり気にしないようにしている」と語っていることが伝えられた。

記事ではレッドソックスの松坂とダルビッシュを比較。「松坂もいい投手だが、それより速い球を、いいコントロールで投げられる」と評価する巨人・ラミレスのコメントも紹介。
最後は母・郁代さんが米フロリダ州のエカード大留学中に、同大学でサッカー選手だったイラン人のファルサさんに出会ったことまで紹介されている。

(2010年6月10日)

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