首位ロッテ、交流戦Vの賞金は念願の"室内練習場"に!?

現在リーグと交流戦で首位に立っているロッテの選手会長であるサブロー外野手が、早くも交流戦Vで手に入る賞金5000万円の使い道についてプランを明かした。

「室内練習場を作るのがベストだよ。今の室内は遠いし、相手チームにも不便な思いをさせているからね」
残すところ8試合。まだ賞金の使い道を語るには早いのでは？と思うかもしれないが、室内練習場建設の夢を語るサブロー選手の表情は真剣だ。

今あるロッテの室内練習場は本拠地から車で約10分の千葉市稲毛区内に設けられている。
雨が降るとロッテの選手はユニフォーム姿でマイカーを運転してこの練習場に向かい、相手チームにも移動の負担をかけているというのが千葉マリンスタジアムの現状だ。
選手側が希望する場所は本拠地周辺で、何度も球団側に訴えてきた。
空き地はまだ残されているのだが、土地が千葉県所有のもので、新設に5、6億円はかかるということもあって実現には至っていない。

もちろん5000万円の賞金ではあと10連覇はしないと届かないのだが、それだけ選手は切実に室内練習場の設営を願っているということ。
「選手がそこまで考えてくれるのはありがたい。有効に使いたい」
石川球団副代表も選手の気持ちに応えたいとコメントした。

(2010年6月5日)

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