巨人が隠し持つ秘密兵器!? 台湾出身の育成選手2人に注目!!
31日、巨人が交流戦明けの秘密兵器として、最大2人の育成選手を支配下登録する可能性があることが分かった。
その最有力候補は台湾出身の林イー豪(19)と黄志龍(21)の2投手。
野手の可能性もあるが、6日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦で支配下登録の最終試験が行われる見通しだ。

実質残り1週間が最後のチャンスだ。
シーズン中の育成登録から支配下登録への昇格は7月末までが期限とされているが、
球団関係者は「最大2人という可能性もある。6日のヤクルト戦くらいまでには候補を絞りたい」と話す。
現在、巨人の支配下選手は67人で3人の余裕がある。
グライシンガーが再来日したものの復帰のメドが立っておらず、内海、東野、藤井、ゴンザレスの先発4本柱に続く5番手以降は不透明。
昨季途中に1度支配下登録されたロメロらにも再度チャンスはあるが、その最有力候補として挙げられるのが台湾出身の林イー豪と黄志龍の2投手だ。
どちらも右腕で、5年目の林は今季、2軍初勝利を含む2勝を挙げ、防御率2・43と好調を維持。
1年目の黄も切れのある直球を武器に2勝2敗、防御率1・54と十分に可能性を持っている。

一気に2人昇格となれば籾山や福元ら野手陣も候補になるが、巨人の支配下登録の基本方針は1軍の戦力となることだ。
交流戦明けの即戦力として認められるかどうか。予想より早い期限の到来に2人の育成選手の緊張は高まっている。
(2010年6月1日)
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