レッドソックス・松坂、ワースト9四死球で自滅2敗目

ボストン・レッドソックスの松坂大輔は27日（日本時間28日）、地元でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に先発登板。
しかし、1点リードの五回に5四球の暴投で逆転を許し、五回途中3失点、自己ワーストの9四死球で降板し2敗目を喫した。

前回のフィラデルフィア・フィリーズ戦では8回を1安打0封の好投を見せた松坂だったが、この日は初回に2死球で2死一、三塁と序盤から制球が乱れる。
調子は一向に上がらず四回には2四死球などで無死満塁のピンチを招く。
苦しくもなんとか無失点で切り抜けた松坂だが、味方が先制の1点を決めた直後の五回。
2四球後にデヘススの同点適時打を許すと、さらに1死一、二塁から連続四球による押し出しで勝ち越し点を献上。その後にも暴投で追加点を与えてしまう。
結局4回2/3を2安打、9四死球、1奪三振、3失点、被安打はわずか2で、自滅としか言えない内容でマウントを降りた。
試合は3-4でレッドソックスが敗れ、連勝を4に増やすことはできなかった。

(2010年5月29日)

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