ソフトバンク・杉内、ハーラートップの8勝目!! 王監督に勝利を贈る

26日のセ・パ交流戦、巨人対ソフトバンク1回戦。
巨人・長嶋終身名誉監督とソフトバンク・王球団会長がそろって試合を観戦する中、試合は投打のかみ合ったソフトバンクが10-2で快勝した。

この日好投を見せたソフトバンク・杉内。
立ち上がりは二盗と捕手の悪送球で広がったピンチに、ラミレスに先制適時二塁打を浴びたが、そこで動じることなく初回の失点を1で抑える。
東京ドームの傾斜のきついマウンドからカーブ、チェンジアップを低めに集め、五回までに8奪三振。巨人打線を封じ込める。
五回以降は打たせてとる投球だったが、フェンス越えを阻止して七回を6安打2失点。
打線の援護も強力で、四回にオーティズの放った16号ソロを引き金に打ちまくりのソフトバンク。
五回は一挙5点を追加し、六回、七回と順調に得点を重ねてリードを広げる。
試合は10-2でソフトバンクが快勝し、杉内はハーラー単独首位となる8勝目を挙げた。

「これからもガンガン投げるので、投げる試合は全部勝ちたい」
前回登板のヤクルト戦でガイエルに同点の3ランを浴びて5失点でマウントを降りた悔しさからか、勝利への強い思いでチームを盛り立てる。
試合を観戦した王会長も「きょうは杉内がよく投げたし、打線もつながった。いい試合だった」と満足げな表情だった。

(2010年5月27日)

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