横浜・清水、ゴロアウト17個で移籍後初の完封勝利!!

打たせて、取る。
25日に行われた横浜対ソフトバンク戦で、横浜の清水が自身2008年8月28日以来、実に635日ぶりとなる完封勝利を挙げた。
ロッテからの移籍後初となる完封勝利を果たした清水は、交流戦初年度から6年連続勝利しており今季5勝目となった。

雨天中止でスライド登板した影響か、序盤は制球に苦しみ、三者凡退は五回と九回のみと走者を背負い続ける。
しかし、調子が上がらないなら上がらないなりに、丁寧に低めを突く投球を意識して投げ続けた。
「調子は良くなかったけど、経験ですね。開き直っていけた」(スポーツ報知)と振り返る清水。
打たせて取る本来の強みを存分に発揮し九回を6安打無失点で今季5勝目をマーク。
27アウトのうち、ゴロアウトに仕留めた回数は17回にも上った。

「尻上がりに持ち味を出していい感じになった。これが（長年の）経験」
開幕からチームでただ一人ローテを守るベテランに尾花監督も感服。
08年から続くチームのソフトバンク戦連敗を8で止めた清水は、約2年ぶりとなる完投勝利を「うれしい。それだけです」と笑顔で振り返った。

(2010年5月26日)

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