巨人打線が爆発!! 4本塁打で西武破り原監督に通算500勝目をプレゼント!!

13日に行われたセ・パ交流戦、巨人対西武の2戦目は、1戦目で西武・岸に敗れた巨人打線が爆発し、巨人が9-1で圧勝した。

1戦目で岸に完封された巨人打線。しかし、この日行われた2戦目で巨人は序盤から西武を圧倒した。
火蓋を切ったのは阿部。
二回にカウント1-2から先制のソロを放つと、直後三回、坂本がフルカウントからソロで貴重な2点目を決める。
ここから巨人打線が止まらぬ勢いで打ちまくる。
長野、小笠原の安打に続いてラミレスが、一、三塁の2-3から左翼へ抜ける適時打を放ち3点目を追加。
さらに矢野が二、三塁の1-1から中央に2点適時打を決めると、エドガーが二塁の矢野を送り返す本塁打を放って、巨人はこの回一気に6点を奪う。
すっかり圧倒された西武を尻目に、五回には坂本が約1年ぶりとなる2ランを放って本日4人目の本塁打となる。
西武は七回に高山の適時打で1点をとるも、試合は打線の爆発した巨人が逃げ切り 9-1で圧勝。見事雪辱を果たした。

この勝利を持って巨人の原監督は史上26人目となる通算500勝の大台に。
本日7回9奪三振 1失点と好投を見せた藤井からウィニングボールを受け取ると、感慨に浸るかと思いきや、なんのためらいもなくスタンドへ。
マイクを手に「今日勝ったことに安心とうれしさがあったから。500勝は一足飛びにはできない。みなさんの協力と、ファンのおかげだから」と満足げに語った。
過去は振り返らない主義だ。さらなる高みを目指す名将にとっては、これも一つの通過点に過ぎない。

(2010年5月14日)

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