ロッテが横浜・吉見を獲得左先発投手の補強へ

7日、ロッテが横浜から吉見祐治投手を金銭トレードで獲得する方向で横浜と合意したことがわかった。

現在パ・リーグの首位であるロッテ。しかし、開幕時は6人で回していた先発投手陣の内、小野と川越が故障で離脱したため要員不足に不安があった。
中継ぎのマーフィーや2年目の香月を先発起用することで一時をしのいでいたが、それでもGW中の連戦では計41失点の4勝5敗で負け越し。
そこで先発投手の補強要員を求め、ロッテが白羽の矢を立てたのが吉見だったわけだ。
左腕の吉見はプロ10年目。2003年には開幕投手を務めたこともあるが、近年は不振で中継ぎに回ることが多かった。
今季は3月31日の巨人戦で先発登板したものの、二回途中5安打4失点で降板。翌4月1日に出場選手登録を抹消され2軍調整が続いていた。
そんな吉見をロッテは環境が変われば十分戦力になると判断。
先発投手として横浜とトレード交渉を進めていた。

横浜では若手に押され気味だった吉見。ベテランの経験を武器に新天地で返り咲けるか。

(2010年5月9日)

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