獅子猛攻!! 西武今季最多得点で2位タイ浮上

5日に行われた西武対楽天戦。この試合、西武が先発全員安打の20安打19打点と驚きの猛攻をみせた。

この試合、緩やかに、だが確実に西武は得点を重ねていく。
一回裏。栗山が放ったショートゴロの間に三塁走者片岡が戻って先制の1点を決める。
さらにこの回ブラウンが右中間への2ランで3点目。
三回裏に中島がバックスクリーンへ運ぶ2ランで5点目を決めると、楽天が反撃に出る。
四回表に中村紀が適時打で1点を奪い返すと、六回表に高須の適時打が2点目を決め、満塁のチャンスにフィリップスが四球で押し出しの3点目。
5-3と盛り返すが、ここで楽天投手陣が崩壊する。
六回裏。一、二塁に上本が適時打で6-3の二、三塁。そこで栗山がライトスタンドへ3ランを決め9-3に。
さらに二死満塁で高山が適時打で11-3の一、二塁、続く石井義の適時打で13-3の二塁、そして細川も適時打で14-3の二塁とどんどん差は広がり、原が一、二塁から適時打を放って15-3。この回怒涛の10得点で楽天を圧倒。
それでも止まらない西武。
七回裏には石井義と上本の適時打でさらに2点を追加。
八回裏でブラウンが四球の押し出し1点、吉見がゴロでダブルプレーも1人送り返してもう1点。
この試合19-3で西武が圧勝した。

両リーグを通して今季最多の19得点に、今季チーム最多の20安打。
一時打線が低迷していたこともあったが、すっかり好調子の獅子たち。
こどもの日に訪れたファンの子供達も大喜びだった。

(2010年5月6日)

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