「舞い降りてきた」 5試合連続無安打の不調から脱却!! 巨人小笠原が4安打!!

巨人は21日、わかさスタジアム京都で実に56年ぶりの公式戦となる対横浜戦を、不調から脱出した巨人小笠原道大の活躍で勝利した。

とにかく打てなかった。
この日自己最悪の21打席無安打で試合を迎えた小笠原。
しかし、チャンスを狙う積極性は失わなかった。

初回無死一、三塁から横浜先発寺原の内角高めの初球を完全に捉え、先制の右前タイムリー。
この回、阿部慎之助の二塁打もあって巨人は2-0とリードする。

同点に追いつかれた三回、小笠原がまたもヒットを放つ。続くラミレスのゴロで三塁に出ると、ここでまた阿部が投手強襲の内野安打。打線が続いた巨人が追加の1点を手にする。

そして迎えた五回。先頭打者の小笠原、初球のスライダーを振り抜いて見事ライト場外へ。
さらに追加点をあげた巨人、この後逃げ切り4-2で勝利。

4打数4安打2打点と、これまでの不調を跳ね返すかのような大活躍を果たした小笠原。
試合後は「突然、舞い降りてきたような感覚」と語り、見失っていた何かを完全に取り戻した様子。
これからの小笠原によせるファンの期待は大きい。

(2010年4月22日)

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