西武・雄星リベンジ成功! 2回無失点の好投でイースタン開幕ローテ入り

プロ2度目の実戦はなんとか形になった。

西武期待のルーキー・雄星投手が17日、プロ2度目の実戦となる教育リーグ・ヤクルト戦に登板2回を無失点に抑える好投を見せ、前回登板のリベンジを果たした。

試合も終盤の八回に登場した雄星は前回よりも落ち着いた表情でマウンドに上がるとテンポ良く球を投げ込む。
前回の登板からの大きな改善点は走者を出してからの制球。
この試合では走者を背負った場面で直球が狙ったコースに決まり慌てる場面が全くなかった。
終わってみれば被安打2、1奪三振、1四球と、四球はあったもののきちんと球を投げ込む好投を見せた。

今回のピッチングに関して雄星本人は、
「この前は受け身になったので、果を出そうと強い気持ちだった。球も少しずつ良くなっている」と冷静に自身を分析。2軍スタートが決定したことで変なプレッシャーがなくなったから本来の落ち着きを取り戻せたとの見方もある。

この試合を見に訪れていた西武・渡辺監督は、今後雄星をイースタン・リーグの先発として起用する方針を示した。
これによりイースタンとはいえ雄星の開幕ローテーション入りが確定。
数試合だけの活躍で1軍への昇格は難しいものの、きっちり成績を残せば十分1軍昇格への道が開かれているだけに、自らの力で一日でも早く1軍への昇格してきてほしいものだ。

(2010年3月18日)

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