4番DH・松井秀、デビュー戦で2打数1安打きっちりアピール

今季エンゼルスに移籍した松井秀喜外野手(35)が9日(日本時間10日)、
米・アリゾナ州のディアブロ・スタジアムで行われたパドレスとのオープン戦に『4番・DH』でデビュー。
自身の成績は2打数1安打で、チームも6-5で勝利した。

エンゼルスでの初打席は初回にやってきた。
二死一塁の場面でバッターボックスに立った松井。
実戦感覚がまだ戻っていないのかボールにタイミングが合わず空振りの三振に倒れた。
これには松井もしまったという表情で天を仰いだ。

次の打席は四回二死走者なしの場面でマウンドにはパドレスの2番手・リズ。
第1打席の多少は実戦感覚が戻ってきたのかボールが良く見えている様子の松井はリズが投じた速球を見事にはじき返すと打球は中前に落ちるクリーンヒット。

その後一塁で代走が送られベンチに下がったものの、2打数1安打と初戦としてはまずまずの成績を残した松井。

今後の活躍で『4番』の座を保持できるかどうかが決まる勝負の時期。
松井の新天地での挑戦はまだまだ続く。

(2010年3月10日)

その他のBASEBALLニュース