武田邦彦｢東北の野菜や牛肉を捨てるべき｣発言で物議! 一関市市長が抗議!

中部大学教授でフジテレビ系『ホンマでっか!?TV』に出演中の武田邦彦が9月4日放送の読売テレビ『たかじんのそこまで言って委員会』に出演｡番組内での発言が物議を醸している｡

｢東北の野菜とか牛肉を食べたら僕らはどうなるの?｣という子供から寄せられた質問に対し､開口一番｢健康を害しますから出来るだけ捨ててもらいたい｡｣とコメント｡
笑みを浮かべながらもハッキリ断言してしまったことにスタジオは騒然｡

｢今生産するのが間違がってる､畑に青酸カリが撒かれたと｡青酸カリを除けてから植えてください､これ順序｡｣
｢宮城県一関市には海を通って放射性物質が落ちている｡0.5マイクロシーベルトになりました｡東北や福島の人を助けるには､牛肉を食べるんじゃなくて､国土を除染してから取り組むっていう堅い決意が無くちゃならない｡｣
｢除染するには最大800兆円かかるが国家資産は1500兆円あるから払える｡｣
｢(原発の)安全性と必要性は全く別｡一緒に考えちゃいけない｡｣

などと順を追って理論を説明｡東北地方の農家の方々にとっては大変厳しい内容ではあるが､武田邦彦の根底には"国家の宝である子供たちを守る"という考え方があり､今我々が行うのは被曝することではないと述べた｡

上記の発言を受けて一関市の勝部修市長は6日､武田邦彦に対し発言を取り消すべく｢地元自治体の首長として強く抗議する｡発言を取り消すつもりはないとも語っていたが本当に取り消す考えはないのか｣といった内容の抗議メールを送信した｡

勝部修市長は｢農家の感情を逆なでする非常識な発言だ｣と憤慨｡
番組を放送した読売テレビは､｢他の出演者の発言を含め､番組全体をご覧いただければ､現在の安全基準の問題などについて真摯に議論した内容と理解していただけると考えている｣とコメントを出している｡

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