門倉貴史にさんまらが嫌がらせ! 辞退した後でもネタ要員!

経済評論家･門倉貴史が3月2日の放送を持ってフジテレビ系『ホンマでっか!?TV』への出演を辞退した｡

既にお伝えしたとおりだが､翌週3月9日放送回では､発表が現実となり､コメンテーター席に門倉貴史の姿はなし｡
その彼が辞退する理由の一つとして名指ししていた澤口俊之も欠席､少なからず物寂しさが伝わってきた｡

番組序盤､｢女性が生涯ダイエットに費やす期間は31年間!?｣というテーマで池田清彦が解説した後､植木理恵が｢ダイエットを50年間ですか･･･??｣とついさっきまで話されていた内容を勘違いした発言｡
島崎和歌子らが｢自分が細いから｣と口撃を浴びせる｡

とここで明石家さんまが｢あんまキツく言わんといて､また辞めるか分からんから!｣とツッコミ｡
マツコ･デラックスは手を叩いて大爆笑､｢シーッ｣と指を口に当てる仕草をとり､ブラックマヨネーズ･小杉竜一は｢誰も辞めません!｣とフォローを入れた｡
さんまは｢いや､分からへんって!｣と笑いながらコメント､他のコメンテーターも皆一様に勘づいたようで思わず笑ってしまっていた｡

まだまだ冷やかしは続き､｢言いたいことが言えない人はストレスで痩せにくい!?｣というテーマで､マツコ･デラックスが｢言いたい事言ってるからストレスが溜まりにくいんでしょ?｣と話を振られ､｢じゃあ何でこんな太ってるの?｣と自虐ネタで返すと､さんまやブラックマヨネーズから｢まだ言い足りない?｣とツッコまれる｡
すると､｢私もブログでも始めようかな｣と門倉貴史が自身のブログで番組への不満をぶちまけたことにかけたボケをカマした｡

とっさに小杉竜一は｢やめろ!｣とツッコむが､彼も門倉貴史イジりを楽しんでいる様子だ｡
重田みゆきが"忍者ダイエット"を提唱､｢歩幅を広げるとエネルギー消費増大!?｣というテーマでトークしていた時には､本番前マツコ･デラックスが前を歩いていて重田みゆきが抜かしたくても抜かせなかったという話で武田邦彦が｢横幅が広いから!?｣と横やりを入れる｡

さんまも思わず｢武田さん､いらん事言わないでください!｣とツッコむが､｢おたくらみたくこっちも"辞める"言い出したら困りますから!｣とまたも門倉貴史が辞めたことをネタにする発言で場を笑わそうと目論む｡
散々自分が煽ったにも関わらず､最後は｢みんな約束して､辞めんとこう!｣と一致団結を促すコメントまで飛び出した｡

門倉貴史は自分が辞めた直後幾度もイジられた件についてブログ等でコメントは発表していないが､もし同OAを視聴していたならば相当な不快感を味わったことだろう｡

彼が最後の出演となった3月2日放送回でも､確かに発言回数は少なく､｢ホンマでっか!?人生相談｣のコーナーでゲストの大竹まことに対して､
｢あの､あ､こんにちは｡高齢の時孤独だと犯罪に手を染めやすくなるんですよ｡(一部略)65歳以上の高齢者の万引きが20年連続で過去最多になっている｡高齢者の万引きの動機は25%以上が寂しいから｣
とデータに基づいた見解を述べ､もう一つ､最後の発言となったのが以下の内容｡
｢独りで生きていかれる時に孤独感を感じてきたら良い方法があるんですけど､出張型の風俗ってご存知ですか?｣

最後の最後で風俗話をもってくるとは､なんとも彼らしいが､門倉貴史の見解では
｢今出張型の風俗に大きな変化が訪れていて､高齢者の男性にサービスを特化して行う出張型の風俗が増えてきているんですよ｡｣
といい､
｢呼んだおじいさんたちが何してもらってるかっていう･･･(笑) 性的なサービスじゃなくて､暴言を聞いてもらったり戯言･･･｣
と介護的サービスを行ってくれるお店があるそうだ｡

大竹まことは食い気味に
｢ちょっと待ってくれ､わざわざ呼んで暴言なんか吐きたかねぇよ｣
と反論｡結局最後の出演でも､門倉貴史はお笑い要員として出演していると思わざるを得ないOA内容であった｡

コメンテーターの中でも一･二を争う番組盛り上げ役として人気だった門倉貴史が抜けた穴は大きい｡
しばらくは､抜けた穴をイジくって笑いを食い繋ぐ場面が目立つことになりそうだ｡

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