あやまんJAPANの芸がとうとう放送禁止扱いに!?

2010年､フジテレビ系『とんねるずのみなさんのおかげでした』出演後から一気にブレイク､そして2011年4月20日にはファン待望の初DVD作品発売が決定した､あやまんJAPAN｡

2月7日発売のファッション誌『S Cawaii !』3月号では"モトカレ談"特集で､あやまんJAPANが元カレについて語るなど､今や支持層は女性にも広まっている｡

ほんの一年前までは無名の素人だった彼女たち｡
僅か数ヶ月でスターダムにのし上がり､遂には1月24日放送の読売テレビ系『音の素』にて音楽番組出演も果たした｡

とはいっても彼女たちのスタンスは変わらず､同番組MCを務める藤井隆･椿鬼奴､そしてマンスリーゲストのガレッジセール･ゴリを前にしても全く物怖じせず下ネタ全開のトークを展開｡

個々の自己紹介時にはリーダー･あやまん監督が長い舌をチロチロをやらしく動かしたかと思えば､ゴリに対しいきなり｢さっき､いっぱいヤったじゃん!｣と枕営業を吹っ掛ける｡
困惑するゴリが｢完全にペース握られてる｣と言えば､｢何を握られて?｣と返す｡

芸人達が何を言っても､あやまんJAPANの面々で下ネタに変わって返ってくるため､MCの藤井隆は普段は自分がメンドクサイ役回りにも関わらず､同日はどうにか番組を正しい軌道で進行しようと必死だ｡

終始暴走モードの彼女たちだったが､過激さがさらにエスカレートすると､とうとう放送規制がかかりだす｡

あやまんJAPANに入る基準を訊かれて｢可愛くて､ヤリマン｣と答えた時"マン"の部分にはピー音が被せられた｡
さらに､普段行なっている試合(飲み会)で披露している"あやまんジェットコースター"を､ゴリを"乗客"にスタジオで見せた際､｢ジェットコースターの途中ではありますが過激な映像のため中断させて頂きます音の素スタッフ｣と一時真っ黒い背景にこのようなテロップが表示される場面もあった｡

あやまんジェットコースターとは､KinKi Kidsの曲｢ジェットコースター･ロマンス｣に合わせて､あやまん監督が"乗客"に股がり両脚を安全バーに見立て､出発の掛け声と共に乗客の両隣りに座ったあやまんJAPANのメンバー･ルーキタエとファンタジスタさくらだが｢右に曲がりま～す｣｢左に曲がりま～す｣と言いながら顔を自分の胸に押し当て､あやまん監督が｢トンネル入りま～す｣の掛け声と同時に自分のスカートの中に乗客の顔を埋めさせ､最後に｢スプラッチュマウンテ～ン｣と言いながら二人がホッペにキスをするのが一連の流れ｡

確かに過激な芸ではあるが､あやまんジェットコースターは彼女たちの初テレビ出演となった『とんねるずのみなさんのおかげでした』で既に披露済み｡
かたやゴールデンタイム､もう一方は深夜25時台の番組｡
逆の状況なら話は分かるが､深夜帯番組の『音の素』でのみ規制がかかるのはいささか疑問だ｡

また､日本テレビ･読売テレビ系列の『ショーバト!』に度々出演しており､日本テレビ系列が今まで敬遠してきた訳でもない｡
彼女たちの真髄である宴会芸で放送上カットされてしまっては､魅力も半減だろう｡

あやまんJAPANは自分達がブレイクした事実について｢世も末だなぁ｣と他人事のように語っていたが､せっかくバラエティー界に現れた新星の芽を潰してしまうようでは､それこそテレビ界が"世も末"状態である｡

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