エロスの女帝・杉本彩が熱い吐息とともに獣のように快楽にもだえる肉体のうねりを朗読する!?

女優の杉本彩(すぎもとあや=40)が、またまたエロスの新境地を切り開いてくれるようだ。

杉本は、現在、主演映画「Blood ブラッド」の公開を29日に控えているのだが、なんと同作の官能小説版を朗読するというのだ。

朗読は同映画の公式サイトで発表。

17日から4週連続で公開し、映画を見る前から官能シーンの興奮をかき立てる異例の試みとなっている。

もちろん女優として、主演映画「花と蛇」(2004年)、「JOHNEN 定の愛」(2008年)などでとことんエロスを追求。

今回の「Blood ブラッド」でも、妖艶な吸血鬼を演じ、共演の津田寛治(つだかんじ=43)、要潤(かなめじゅん=28)とのなまめかしい情事がスクリーンを彩る。

ストーリーは、美しい吸血鬼、美夜子(杉本)をめぐって、刑事(津田)と謎の男(要)による三角関係が繰り広げられるというもの。

映画の公開に先駆けてサイトで公開される朗読は、「バンパイア杉本彩の官能朗読」と題し開始される。

杉本と言えば、官能小説家としても活躍しており、その文才、エロ才(?)は、エロスの世界の巨匠たちも一目置いているほど。

激しく絡み合うシーン、獣のように快楽にもだえる肉体のうねりを、杉本らが官能小説仕立てに書き下ろした。

4話構成の4週連続で更新され、赤い“血のドレス"をまとった杉本が朗読する画像もアップされるというから、まさにリアルエロス全開というわけだ。

そもそも朗読は、演じ手と聴衆のイメージが合致したとき、実際の映像以上に激しい興奮とシンクロニシティを得られるもの。

つまり、杉本の脳内世界と聞く側の脳内世界が一致するということは、それだけで杉本と交わっていることに等しいという心理学的な解釈もできる。

製作側は「朗読で想像をかき立ててから映画を見てもらうことで、さらに映画の世界観に近づいてもらいたい」と説明する。

杉本は、2006年に発表した小説集「エロティックス」(新潮社)に特典として付けられたCDで朗読に挑戦。

今回の収録もノリノリで臨み「エロスのミューズ杉本彩が、最高の快楽をあげる。映画とともに楽しみにしてください」とアピールしている。

これは聞かないと損した気分になりそうだ。(古田鉄寿)


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