アジア杯、日本がオーストラリアを破って4度目V!! 李忠成の決勝弾にザックも大興奮!!
サッカー・アジア杯は25日、当地で決勝戦が行われ、日本は延長戦の末に1-0でオーストラリアを撃破。
2大会ぶり大会最多4度目のアジア王者に輝いた。また、大会MVPにはMF本田圭佑が選ばれた。

日本は高さを活かしたオーストラリアの攻撃に何度もゴールを脅かされたが、GK川島永嗣が好セーブを連発。
なんとか0-0のまま延長戦に突入したが、準決勝・韓国戦につづく延長戦に選手たちの疲労はピークを迎えていた。

そんなチームの劣勢をひっくり返したのは、延長戦前半9分から途中出場したFW李忠成。

延長後半4分、左MFにポジションを上げていた長友佑都からのクロスに、李はファーサイドへ激走。
疲れの見えるオーストラリア守備陣は付いていくことができず、完全フリーの状態で左足を振り抜いた。
ゴール左隅へ突き刺さる華麗なボレーシュート。ピッチには李を中心とした歓喜の輪ができた。

在日韓国人4世で日本と韓国の代表になれる可能性のあった李だが、2008年の北京五輪を前に日本国籍を取得。
親族の中には反対する者もいたようで、複雑な思いのまま迎えた北京五輪は3戦3敗。
不甲斐ない結果に、
「いつか力をつけてからA代表で世界と戦いたい」(中日スポーツより)
と誓った。

それから時間はかかったものの、昨季はリーグ戦5試合連続得点をマークするなど爆発。
ザッケローニ監督の目に留まりA代表に初選出され、大一番で最高の結果を出してみせた。

試合後のインタビューで李は、
「最高です。ずっと試合に出られなかったけど、待ちに待ったゴールという結果が出せてよかった。『オレがヒーローになる』と、言い続けていたので、結果が出てよかった」(同)
と満面の笑みでコメント。
ケガ人が続出し苦しい試合が続いた今大会、この控え選手たちのモチベーションの高さが優勝を引き寄せたといってもいいだろう。

初の公式戦で見事に結果を残したザッケローニ監督も、
「最高の勝利。最高の気分。団結力で強い豪州に勝った。チュンソン(李)がやってくれると思っていた。思い切ってピッチへ送った。ベンチの選手が結果を出すのがこのチームの素晴らしさだ」(サンケイスポーツより)
と控え組の活躍を絶賛。
試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、多くの選手がザッケローニ監督のもとへ駆け寄ってくる姿はチームの団結力の強さを表していた。

これで日本は、2013年にブラジルで行われるコンフェデ杯への出場権を獲得。
2014年W杯ブラジル大会で再び世界を驚かせるために、日本代表はこれからも成長を続ける。
(2011年1月30日)
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