長友佑都が1月中にユベントスに移籍か!? ザック効果で日本人選手がイタリアで大人気!?

アジア杯2大会ぶり4度目の優勝を目指し､熱い戦いを続けているサッカー日本代表｡
サウジアラビア戦から一夜明けた18日も､選手達はベスト4を懸けたカタール戦(21日)に向け汗を流した｡

そんな中､不動の左サイドバック･長友佑都にユベントス移籍の可能性が浮上｡
"世界一のサイドバック"を目指す長友にとって､これ以上ないオファーとなりそうだ｡

長友は昨夏､FC東京からイタリア1部･セリエAのチェゼーナに移籍｡
ここまでリーグ戦に16試合連続で先発出場し､豊富な運動量とフィジカルの強さで一気に世界から注目される存在となった｡

欧州チャンピオンズリーグで2度の優勝を誇る同リーグ屈指の名門･ユベントスは､長友が出場するほぼ全試合にスカウトを派遣｡
アジア杯での活躍にも熱視線を送っているという｡

すでにユベントス側がチェゼーナ側に獲得を打診しているとの報道もあり､チェゼーナ強化幹部のバレンティーニ氏は､
｢ユベントスから､こちらがノーといえない金額のオファーが届けば､1月にFC東京からの完全移籍のオプションを行使し(保有権を買い取った上で)その後にユベントスに移籍する可能性がある｣(スポニチアネックスより)
とコメント｡
チームは長友がアジア杯を戦っている間に代わりの選手を積極的にテストしており､放出の準備は整いつつあるようだ｡

長友だけでなく､セリエAではJリーグの日本人選手にも注目｡
その背景には日本初のイタリア人監督､ザッケローニ氏の存在がある｡

かつて､ACミランを率いてセリアA優勝を経験したザッケローニ氏｡
イタリアで"名将"として広く認知されている彼が日本人選手を高く評価したことで､セリアAのクラブが日本人選手の評価を見直しているという｡

チェゼーナのミノッティ強化部長は､
｢ザックの存在を介して日本人が再び評価され始めた｣(同)
と証言｡
キエーボ､ブレシア､ボローニャといった中堅クラブが日本人選手獲得に積極的な姿勢をみせているようで､GK権田修一(FC東京)やMF金崎夢生(名古屋グランパス)､FW興梠慎三(鹿島アントラーズ)といった代表クラスの若手選手が人気だという｡

思わぬ形で表れた"ザック効果"｡
アジア杯の活躍次第では､さらに日本人選手への注目が増すことになりそうだ｡

(2011年1月19日)

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