格闘家･石井慧が米国代表で柔道復帰!? 世界一強い男になるための仰天プラン発表

北京五輪柔道男子100キロ超級の金メダリストから格闘家に転向した石井慧が､柔道で米国代表入りを狙う考えを明かした｡

これまでにも自由奔放な発言で､周囲の度肝を抜いてきた石井｡

今回の柔道復帰プランには､世界一強い男を目指す石井らしい考えがあった｡

｢今後､総合をやるためには米国人になるしかない｡知り合いに聞いたら、グリーンカード(外国人永住権)や市民権を取るために自分は柔道で貢献できると思う｡プロでも柔道大会に出られるし､リオ(五輪)に行きたい｣(スポニチアネックスより)

柔道復帰は､あくまで総合格闘家としてUFCなど米国の団体に参戦し､認められるための手段｡
また､ビザ取得のため日本に一時帰国することなく米国でじっくり練習に取り組むことができるメリットは大きいだろう｡

住権取得条件の一つとして｢米国に貢献できる特殊技能や才能を保持すること｣が挙げられ､米国代表になり五輪に出場することが､それに当てはまると考えているようだ｡

石井はロス滞在中に天理大の柔道部の合宿に参加｡
練習に訪れていた現在の全米王者に､
｢あっさりと勝ちました｣(同)
というから､まだまだ柔道家としての力は衰えてない｡

五輪憲章では､一度五輪に出場した選手も最後に代表となってから3年が経過すれば､新たな国･地域の代表として再び五輪出場が可能となっており､石井が米国代表として2016年にブラジルで行われる五輪に出場することに問題はない｡

100キロ超級での復帰を考えているという石井｡

｢次は"SATOSHI ISHII"で金を獲りますよ｣(同)
と早くも心は米国代表のようだ｡

(2010年9月10日)

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