「イケパラ」最終回も低視聴率…AKB頼りで「マルモ」の成功を活かせず
(09/20)
AKB48のエース・前田敦子が男装姿で主演を務めた連続ドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011」の最終回が18日(日)に放送され、その視聴率が7.3%だったことが明らかになった。07年に堀北真希が主演を務め全話の平均17.3%を記録した大ヒット作品のリメイクだったが、期待通りの数字とは最後までならなかったようだ。
主演の芦屋瑞稀(前田敦子)が全寮制の男子校で生活をする学園ラブコメディで、瑞希が憧れているハイジャンパー・佐野泉を中村蒼、瑞希に片思いしてしまう中津秀一を三浦翔平が演じた。
いずれもブレイク一歩手前の実力派俳優を期待を込めて起用したが、ドラマ自体が前作と大きく違う印象は無く、3回目の総選挙後のAKB旋風に頼りすぎた構成になっていたのかもしれない。
総選挙で3位に浮上したAKBメンバー・柏木由紀もライバルの女子生徒役で共演したが、これも相まって「キャストありき」で作られた感は否めない。
前作「マルモのおきて」が大ヒットし裏のTBS日曜劇場に迫る勢いを見せた枠だっただけに、それを活かしきれず単純な制作回路が垣間見えてしまった「イケパラ」を残念に思う。
AKB48総選挙2位の大島優子が次期月9出演が決定しているが、演技で力を発揮しあっちゃんの雪辱を果たせるだろうか。
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