元AV女優・小室友里が本番行為に挑んだ理由、三大NGプレイ、引退の真実を告白!
1990年代後半、文字通りトップAV女優に君臨した小室友里引退から10年以上が経過した現在でも、当時の記憶を鮮明に覚えている男性は少なくないだろう。モザイク修正という点を利用して実際に性行為を行わない"擬似本番"が主流だった90年代に、積極的に本番行為やハードプレイに挑んだことも人気理由であった。エンタメ〜テレ『女優おんせん』出演時、デビューまでの経緯や特殊な仕事に対する価値観について赤裸々に語っていた。

元々有名人になりたい願望はあった。18歳未満の少女がいわゆる"お菓子系雑誌"と称されたグラビア誌で"お菓子系アイドル"と呼ばれちょっと過激なセミヌードを披露して話題になっていた時代小室友里はスカウトされた時、「今は10歳からアイドルになる時代だよ、君は今18・9歳だよね? 何が出来るの? 何か武器はあるの?」と問い詰められた。彼女は「芝居ができます、歌が歌えます、っていうわけでもなく・・・」と返答に困り、すると事務所側は「じゃあ脱ぐしかないよね!?」と促した。アイドルになりたくてもAV女優になるつもりは無かったが、口車に乗せられてデビューに至った。仕事を始めてみると、「褒めてくれる人はいるから楽しかったですよね。綺だね、可愛いねって。」と、撮影現場の雰囲気は良かったという。

擬似本番が許された時代に何故あえてガチンコで挑んだのか。小室友里は、「撮影の時だけは男と女じゃないですか、一生懸命やらないって凄い失礼な気がしたんですよね。よく言うけど、恋人感覚っていうか」と、仕事にとても真面目に取り組んでいた。数々のハードプレイをこなしてきたのも、「サービス精神が多かった。引き出しをどんどん開けたくなっちゃう」からだと語っている。

それでも、あくまでAVでのセックスは仕事。プライベートとの区別をつけていた。「(プレイの要求に対する)限界はなかった。"小室友里"で開けられないもの、本当の自分で開けられるものの差は作ってた。」「当時の三大NG、レズ・スカトロ・SMだったんですけど、彼氏にお願いされたら多分出来ちゃう」という。
AV女優としての自分と素の自分をリンクさせたくない思いがあり、「素でエロいからAVやってるって思われたくなかった。」「(使う)技とか分けなきゃいけないって思う時期があった。」とどうにか住み分けをしようと模索していたようだ。

小室友里は1999年に引退を宣言した。当時もまだ十分な人気はあったのだが、引退理由について、「裏女尻のアナルもの(のオファー)が来たんです。インディーズから来るようになって、これはもう潮時だなって。一番いい時期に辞めたって自信はあります。(のちに)百人斬りとかぶっかけとか企画で出てきて、(現役)続けてたら私も"餌食"になっていただろうから。自分が観たくない作品は出ちゃいけないって思う。」と告白。
2005年に既婚者となったため、復活は微塵も考えていない。また、「復活して昔の自分を超えてる人を見たことがない。」とも語る。何事も引き際は肝心だ。小室友里もそれを分かっているのだろう。

現在はラジオ・インターネット番組出演や、楽曲を制作して音楽活動も行なっている。台はアダルトからコンサートステージに変わっても、今なお小室友里は輝き続けている。
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