池上彰の後釜がついに判明!? なんと最有力は高田万由子!?
分かりやすいニュース解説で人気を博したジャーナリストの池上彰。
12日にはテレビ・ラジオの全ての活動を3月で休止すると正式発表し、今後は取材や執筆活動に時間を費やすという。

そこでやはり一番打撃を受けているのは、テレビ朝日。
高視聴率を獲得し続けた、池上彰の冠番組『そうだったのか!池上彰の学べるニュース』の放送継続発表したのは良いが、彼の"後釜探し"が難航しているようだ。

池上彰といえば、記者としての取材経験があり、"難しく思われがちな社会の出来事を、なるべく分かりやすく噛み砕く"というスタンスで解説。
"国際問題は地図を見れば分かる"などしっかりした持論も持ち、ぶれることのない解説は、もはや唯一無二の存在で彼の代わりを見つけること自体、困難だろう。

しかしながら、放送継続を決めた以上、後釜を探さなくてはいけないテレビ朝日。
『夕刊フジ』では、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号田村淳と元読売テレビ解説委員長で、シンクタンクの大阪綜合研究所代表・辛坊治郎氏の名が挙がっていると報じている。

コラムニスト・ペリー荻野氏曰く、田村淳は、
「よく勉強しているし、持論もはっきり言う。言葉の力で勝負するラジオで活躍できるのだから、テレビでも大丈夫。
特に女性は、あまりかっこいい人だと、安心して質問できないけど、淳君なら聞きやすいのでは」(ペリー荻野氏:同)
と分析。

多くの女性芸能人と浮名を流しながらも、難しいニュースについて、リスナーと一緒に勉強するラジオ番組『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNews CLUB』(文化放送)や情報番組『知りたがり!』(フジテレビ系)に出演するなど、バラエティ番組以外にも勉強に余念がないようだ。

一方、辛坊治郎氏については、
「アナウンサー出身で、しゃべりが上手く、ニコニコして明るいイメージ。
池上さんと同じようなバックグラウンドを持っている」(ペリー荻野氏:同)
と似ている部分が多いことを主張。

ちなみに、辛坊治郎氏といえば、2005年4月から放送開始された報道番組『ウェークアップ!ぷらす』(日本テレビ系)で長きに渡り、司会を務め、独自の切り口で定評もある。

ところが『日刊ゲンダイ』によると、池上彰の後任について、高田万由子が最有力候補に挙がっているという。

テレビ朝日は池上彰の代役が務まるのは高学歴タレントと絞り込んでいるようで、
「このポジションで"トップ3"といわれるのは東大卒の高田万由子と大卒の辰巳琢郎、そして麻木久仁子」(マスコミ関係者:日刊ゲンダイ)
という3人が挙がっているそう。

しかしながら、
「池上と年齢が近い辰巳は後番組がコケたら致命的になるのは確実。本人にとってリスクが高すぎる。」(同)
辰巳琢郎の抜擢は否定。
さらに、麻木久仁子山路徹氏との不倫問題で揺れており、消去法で高田万由子が残ったとしているようだ。

高田万由子といえば、東大学文学部卒業。
フランス語も得意で、クイズ番組の回答者やレポーターなど秀才ぶりを発揮している。

しかしながら、芸能評論家・肥留間正明氏は学歴が高いだけでは、池上彰の後釜は務まらないと主張する。

「池上氏があれだけ幅広い層に人気を博したのは、記者として取材経験が豊富で、複雑なニュースを丁寧に解説できるからです。
テレ朝が池上氏の抜ける穴を高学歴タレントで埋めようと本気で考えているなら安直すぎます」(肥留間正明氏:同)

放送の続行が決定している、『そうだったのか!池上彰の学べるニュース』。
番組タイトルの変更など詳細については全くの未定だというが、3月末まで約2カ月半ということを考えれば、テレビ朝日側も焦っているはずだろう。

果たして、池上彰が抜けた穴をカバーするのは、高田万由子なのか。
しかしながら、柔らかい言い回しで、誰もが理解しやすく解説する池上彰の代わりを務める人物にとって、彼の後釜になることは重荷以外の何ものでもないだろう。
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