残り2話で脚本家交代！松潤「スマイル」低視聴率の犯人は誰ダ！？

ドラマの“合格点”といわれる平均視聴率15％をクリアしているのは「MR.BRAIN」「BOSS」（いずれもフジテレビ）のみと､軒並み低視聴率にあえぐ今期のドラマのなかでも､放送前の期待を大きく裏切り､平均視聴率10％がやっとのジリ貧状態なのがTBSの「スマイル」だ。

ジャニーズから嵐・松本潤､新垣結衣と､ラブコメが似合いそうなふたりを主演にキャスティングしながら､「起訴猶予中のハーフの青年」と「失語症の少女」という重い設定。

これだけで充分不安になるところだったが､ドラマの展開はその“期待”を裏切らなかった。

「松本演じるビトが働く食品工場が食中毒事件を起こしたうえ､社長が自殺」「小栗旬演じる昔の悪い仲間が新垣を暴行しようとしたために､松本は小栗を殺してしまい､死刑判決が下る」

──と､どこまで行っても不幸のジェットコースターは止まらない。

そんな中､初回から脚本を担当していた宅間孝行が､残すところ2話という状態での他の脚本家にバトンタッチするという交代劇が起こった。

宅間は俳優兼脚本家で､「タイガー＆ドラゴン」（TBS）でTOKIO・長瀬智也が演じるヤクザの兄貴役を演じていたり､現在もNHK朝の連続テレビ小説ドラ「つばさ」にも出演中だ。

元の脚本家名はサタケミキオといい､「花より男子」シリーズをヒットさせたのは記憶に新しい。

今作も､主演の松本だけではなく「花男」シリーズのスタッフが集結。小栗旬も同様に出演を志願したという盤石の態勢でスタート。

しかし､脚本の宅間が､低視聴率の責任を取らされる形で？　途中降板となってしまった。

残り2話の視聴率が25％だったとしても､平均視聴率は13％に届かずと､いまさら挽回できる状態には無いタイミングだが､この交代劇で何がどうなるか､さて？（淺川）