エミネム激怒！下半身丸出しの“ボラット”が顔面直撃！

(06/02)

5月31日に行われた音楽専門チャンネル・MTV主催のMTVムービーアワード2009で､映画「ボラット栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」や「スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師」などで知られる俳優､サシャ・バロン・コーエン（さしゃ・ばろん・こーえん=37）がプレゼンターとして登場。

しかし､宙づりのパフォーマンスで会場に登場したサシャが､なんと“装置の不具合”でエミネムの顔に落下。

エミネムが激怒して退席してしまうというハプニングがあった。

“持ちネタ”のオーストラリア人のファッション評論家でゲイの“ブルーノ”に扮したサシャは､白い羽のついた天使のような格好で会場の上からワイヤーにつるされて登場。

サシャが狙っていたのかどうかは不明だが､エミネムの顔の上に“お尻丸出し”のまま落下。太ももでエミネムの首を絞め上げる格好になってしまった。

エミネムはこのハプニングをまったく予想していなかったようで､あわてて横にいたエミネムのボディーガードがサシャを振り払ったが､エミネムはすでに怒りが収まらない様子。

即座に席を立つと､足早に会場を後にしてしまった。

この一幕に会場はなんとも温い笑いや､怪訝な表情が広がったのが印象的だった。

放送後､この事件が“マジ切れ”なのか“ネタ”なのかで話題は沸騰。

放送作家の一人が「エミネムとブルーノの件は台本通り」と､ブログで明かしている一方､エミネムはまさかあそこまでサシャが“丸出し”だったとは思っておらず､キレてしまった､という話も。

しかしどうやら､この“ドッキリ”の最初のターゲットはエミネムではなくて､あのパリス・ヒルトンだった？

プロデューサーはこのネタをパリスにしてほしかったが､パリスが断ったために､この役がエミネムにオファーされた──という“舞台裏”が語られたりもしている。

ともあれ､さすがMTVは仕掛けがデカいということか､さて？（淺川）