カウス襲撃犯は待ち伏せ！？バットには“クラッシャー”を装備！！

9日夜に大阪・ミナミの路上で､お笑い芸人・中田カウス（なかたかうす=59）が乗っていた車が金属バットを持った男に襲われた事件で､所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシー（吉本興業）は10日､カウスが顔や腰などのケガで約2週間の治療が必要と診断されたことを明らかにした。

12日まで予定されていた大阪・なんばグランド花月での出演は取りやめる。

大阪府警南署は逃走した男がカウスを待ち伏せしていた可能性が高いと見て調べている。

よしもと──は「左頭部､左顔面､左肩､右手関節部打撲切創ならびに腰部打撲捻挫」により約2週間の治療が必要と診断されたと発表。

カウスは自宅で静養しており､今後､事件について会見したり､コメントを出す予定はないという。

調べによると､事件はカウスを乗せたメルセデスが交差点で停車中に発生。

後ろから近づいた男が緊急時にガラスを割る際に使う「ガラスクラッシャー」と呼ばれる器具がついた金属バットでいきなり襲ってきた。

助手席に座っていたカウスめがけて窓ガラスを割り､無言でカウスの頭を数回突くなどした。

カウスは現場から約200メートルしか離れていない同劇場で､出番3回を終えた後だった。

待ち伏せという計画的犯行の可能性により､カウスと暴力団との関係などの“黒い交際”との関連を指摘する声もある。（淺川）