夏休みにじっくり見たい、好きな海外ドラマランキングを集計。あなたはどこから入る？

8月23日。

『SATC（セックス・アンド・ザ・シティ）』の映画版がついに公開される。

このドラマは､NYを舞台に仕事にも恋にも全力疾走している女性たちを描き､世界中の女性の共感を勝ち取ったアメリカのドラマ。

SATCだけでなく､今や衛星放送や深夜枠､レンタルビデオショップほかで､海外ドラマが「当たり前のコンテンツ」になってきた。

夏休みがこれからの人も､もう既に終わってしまったという人も､夏の夜はやっぱり好きなドラマや映画にどっぷりと漬かりたいもの。

高校生や大学生といった世代は､「お金もないし､ヒマはあるし､さて残りの夏をどう過ごそう？」と考えている人も多いのでは？

そんなときは､海外ドラマをまとめて見続けるという過ごし方もアリかもしれない。

ということで､gooがアンケートをとり､「夏休みにじっくり見たい､好きな海外ドラマランキング」をはじき出した。

現役で頑張っているドラマも､かつての名作もずらり。

さて､アナタのお気に入りや気になる作品はどこにランクインしているだろう？

早速結果を見てみよう。

1位「フルハウス」

2位「奥様は魔女」

3位「刑事コロンボ」

4位「24～Twenty Four～」

5位「ER～緊急救命室～」

6位「宮廷女官チャングムの誓い」（韓国）

7位「Xファイル」

8位「冬のソナタ（韓国）」

9位「ナイトライダー」

10位「ビバリーヒルズ高校／青春白書」

11位「プリズン・ブレイク」

12位「LOST」

13位「CSI」

14位「デスパレートな妻たち」

15位「Sex and the City」

16位「HEROES」

17位「アリー my Love」

18位「朱蒙」（韓国）

19位「オールイン」（韓国）

20位「フレンズ」

栄えある第1位にかがやいたのは､意外なことに現役のドラマではなかった。

1987年から9年間にわたって人気を博した､アメリカのドラマ「フルハウス」は､日本では NHK教育テレビで1993 年から1997年に放送。

男性の育児をテーマにし､コメディとしてのおもしろさと､家族の絆や友情物語にホロリとさせられ､今も再放送されるほどに人気が高い。

同様に高い支持を得て2位にランク・インしたのは､「奥さまの名前はサマンサ､旦那さまの名前はダーリン。「ふたりはごく普通の恋をして…」という､誰もがおなじみのオープニングから始まる､「奥さまは魔女」だ。

こちらも1960年代と､少し前の時代のドラマだが､今みてもキュートなサマンサに惹かれたり､愛情を持ってみることができる稀有な作品となっている。

近年のヒット作で言えば､「24～Twenty Four～」や「プリズン・ブレイク」､「LOST」なども期待を裏切らず､堂々のランクイン。

近年のドラマの特徴は､緊迫感やミステリー性もさることながら､キャラクター設定のうまさと､キャラクターの心情が前提となったストーリー展開に尽きる。

そして､見逃せないのがアジアで一大ブームを巻き起こした韓流ドラマ「冬のソナタ」や「宮廷女官チャングムの誓い」。

こうして並べてみると､もうどれも見逃せない感じの作品ばかりなので､もはやああだこうだと言うのはやめましょう。

とりあえず､見たいドラマを片っ端から見て､純愛ストーリーに泣き､冒険ものでハラハラし､コメディで大笑いする。

そんな「ひと夏の体験」ってのも､案外いいもんじゃないですかね？（古田鉄寿）