成宮寛貴が、AV・風俗専門のスカウトマンに転進か!?

(03/27)

映画「NANA」や蜷川幸雄演出舞台「お気に召すまま」などで人気の成宮寛貴（なりみやひろき=25）がAV・風俗専門のスカウトマンに体当たりする。

直木賞作家・奥田英朗氏（おくだひでお=48）の小説「ララピポ」（幻冬舎）の映画化で､「築いてきたイメージを打ち壊してでも参加したいと思った」と意欲満々だ。「スポーツニッポン」が報じている。

「ララピポ」とは「A LOT OF PEOPLE」を早口で言った時に聞こえる言葉。「イン・ザ・プール」「サウスバウンド」に続いての映画化になるが､奥田氏自身「いいのか？ホントに映画にするのか？」とつぶやくほどのディープな一編だ。

AV女優に転身するOL､対人恐怖症のフリーライターらのエピソードを描きながら一本の線に紡いでいく艶笑コメディーで､成宮は純な愛に目覚めていくスカウトマン役で主演する。

成宮は「セックスを題材に人間の本質的な部分を描いた作品はありそうでなかった。そういった意味で挑戦的」と話し「自分自身が役者として新たなステージに行ける気がする。“成宮にしかできない役”と感じていただけるようになりきります」と決意表明だ。

「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」で日本映画界に風を吹かせ続ける中島哲也氏が脚本を手掛け､チーフ助監督を務めてきた宮野雅之氏が長編初メガホン。29日にクランクインし､日活配給､デスペラード配給協力で来春公開。

｢子供を産んでみたい男性｣「セックスしてみたい男性｣のトップに輝く成宮が､AV・風俗専門のスカウトマンをどう演じるか注目が集まりそうだ。(松野)