国民の税金がAKB48のプロモーション費に使われている!? 経済産業省に批判殺到!

(04/05)

先月25日にAKB48からの卒業を発表した前田敦子(まえだあつこ=20)は､その翌日､香港へ旅立っていた｡

外務省が昨年秋から実施している､中国における｢元気な日本｣キャンペーンの一環で､前田の他に仲川遥香(なかがわはるか=20)と増田有華(ますだゆか=20)が同行｡
三人は共に高校の同級生でいつも一緒に登校していた仲だといい､彼女達は今回の渡香を｢(前田の)卒業旅行｣と称し､楽しんだようだ｡

政府からの要請で｢元気な日本｣応援団に就任したAKB48｡
今やメディアで見ない日はない彼女達は､経済産業省の｢クールジャパン｣プロジェクトにも関与しているという｡
その関与の仕方に問題があるとして､インターネット上で物議を醸している｡

経済産業省は2011年度､同プロジェクトに7億円の予算を投入｡
日本の文化･産業を海外に発信していくために､省内に｢クール･ジャパン室｣を設置している｡

事の発端はあるネットユーザーが掲示板に投稿した一枚の写真だった｡
シンガポールで撮影されたという写真に映っているのは､同プロジェクトのロゴとAKB48の姿が大きく描かれたラッピングバス｡
ユーザーは｢こんなのはクールジャパンというより､AKBの宣伝にしか見えない｡こうやって『クールジャパン戦略』と称してAKBの宣伝に税金を使われるなんてとんでもないことだよ｣という怒りのコメントを添えていた｡

これを受け､多くのネットユーザーらが意見に賛同｡
プロジェクトの予算が実質的にAKB48のプロモーション費として使われていると知り､｢税収足りない足りないってそりゃ足りないわな､こんなことしてりゃ｣｢何が消費税増税だ､ふざけんな｣と現在も批判を殺到させている｡

しかし一方で｢政府が広報にタレントを使うのはよくあること｣とする意見もあるが､はたして｡

各メディアと結託して社会旋風を巻き起こしているAKB48は､ついに政府とも癒着を始めたのだろうか｡(高橋)