AKB48紅白、新人・光宗薫ゴリ押しの裏で出番を奪われていたサイード横田絵玲奈
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今月20日、TOKYO DOME CITY HALLで行われた『AKB48 紅白対抗歌合戦』。
AKB48、SKE48、NMB48、HKT48のメンバー総勢155人が高橋みなみ(たかはしみなみ=20)率いる紅組と大島優子(おおしまゆうこ=23)率いる白組に分かれて白熱したバトルを見せたが、その裏では知られざるドラマが生まれていた。

その日、早くもステージデビューを果たして注目の的となったのが13期研究生・光宗薫(みつむねかおる=18)。
彼女は今月8日のAKB48劇場6周年記念公演で初お披露目されたが、実は「2011年神戸コレクション」モデルオーディションでグランプリを受賞した実力の持ち主。
研究生らしからぬ完成された美貌がファンの間では既に話題になっていた。

光宗は13期研究生の中で唯一ステージに立ち、チーム4の島崎遥香(しまざきはるか=17)、山内鈴蘭(やまうちすずらん=17)とともに『ハート型ウイルス』を披露。
スラリと伸びる長い手足に、ファンやメンバーからは熱い声援が飛んだ。

13期研究生が早くも活躍する一方、活躍の場を与えられなかった12期研究生もいた。
共に今年5月から研究生として活動中の鈴木里香(すずきりか=14)とサイード横田絵玲奈(さいーどよこたえれな=14)だ。

横田は『紅白』後の『モバメ』(ファン向けのメールマガジン)で、同期の中で自分だけがステージに立てなかった無念を吐露している。

「同期がユニットの曲をいただいてるのに私はいただけなくて、前日まではEverydayカチューシャを歌う予定だったんですが、急に前日16歳未満は時間の関係で出れなくなって…。
でもバックダンサーか何かに出るように調整しますと言われていたんですが、当日"衣装がないので出られません。"と言われました。
もう本当に涙が出るくらい悔しかったし、落ち込んでしまいました。私はみんなよりどこがいけないんだろう。足りないんだろう。と精一杯考えました」

これを受けてファンは「研究生だから仕方がない。がんばれ」と現実を受け止めて応援する声や、「急に出られなくなるなんて運営のミスだろ」「13期の光宗をゴリ押しして12期が出られないなんて」と運営のやり方を問う声などをネット上の掲示板に投稿。
メンバーの多いAKB48の中で目立ち、活躍することの難しさを改めて感じさせられた『紅白』だったようだ。(高橋)


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