犬飼会長がJリーグ春秋制導入再提案へ

日本サッカー協会の犬飼基昭会長は24日、自身が強く主張するJリーグへの秋春シーズン制導入を来年1月の日本協会常務理事会で再提案する意向を示した。

秋に開幕して翌春に閉幕する｢秋春シーズン制｣（秋春制）は、欧州リーグなど世界の大半のリーグで採用されている。秋春制の導入により､海外との選手の移籍がスムーズに行えることになる。

今年3月、Jリーグ将来構想委員会が各クラブの冬場の観客数減から経営面にマイナスの影響が出るとして導入しないことを決定。しかし、犬飼会長は議論が不十分として、観客の志向や寒冷地域のスタジアムの暖房機器設置費用などの調査を進めていた。その結果から犬飼会長は「観戦者の多さは対戦カードで決まり、季節では決まらない」とし、改めて秋春制の導入を訴えることとなった。

犬開会長は

「世界（主要リーグ）と日程を合わせるのは日本サッカーにとって有利」

と秋春制導入に関する持論を展開。

この秋春制問題。さらに長引きそうだ。

(2009年12月25日)

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