給料上げなきゃボイコット!! 日本代表DF中澤佑二が協会と徹底抗戦を宣言!!
来年1月にカタールで開催されるアジア杯。
W杯南アフリカ大会での躍進をみせたアジアサッカーの頂点を決める戦いは、早くも注目を集めている。

そんな中、2004年大会以来の優勝を目指す日本代表選手たちが日本協会と代表試合報酬などを巡って対立していることが分かった。

現在、日本代表に招集された選手には日当1万円と対戦相手のFIFAランクによって勝利給が支払われるが、その額はサッカー先進国の半値以下といわれている。
最近の試合ではパラグアイ戦(9月4日)が15万円、アルゼンチン戦(10月8日)が20万円、引き分けた韓国戦(10月12日)が5万円(勝てば10万円)となっており、韓国の勝利給が約30万円であることを考えると安いといわざるを得ない。

こういった問題は90年代から生じており、これまでも選手会と協会は衝突を繰り返してきた。
しかし、一向に状況は改善されず、先のW杯南アフリカ大会の直前合宿でも話し合いの場が持たれ、あるベテラン選手が、
「協会から支払われる金額が02年W杯からまったく変わらない。もちろん代表は名誉なことで、国のため、自分のため頑張ろうとはみんな思っています。みんなプロだし、人生かけて戦っている。協会としては他の国と同等の評価をしてほしい」(ニッカンスポーツより)
と訴えたという。

しかし、問題は勝利給だけではない。
代表戦で怪我をして所属クラブに戻っても、その間の出場給などは補償されないのだ。
さらに、人気選手になると何万枚と売れる名前付きユニフォームに肖像権はなく、売上げが選手個人に還元されることはない。

18日、都内でトークショーを行った日本代表DF中澤佑二は今回の問題に触れ、
「この状態を、日本代表を目指す子供や若者たちにそのまま引き継がせるわけにはいきません。次世代のために、絶対に勝ち取らなければならないと思っています」(同)
と徹底抗戦を宣言。
現在は双方とも弁護士をたてて話し合いが始まっている。

しかし長年、選手会と協会の対立を目の当たりにしてきた中澤は、
「日本協会が動かないようなら、僕ら選手ができる最後の手段はそれしかない」(同)
とストライキも辞さない強い覚悟があることを明かした。

来年はアジア杯だけでなく、W杯ブラジル大会予選など大事な試合が多く控えている日本代表。
果たして、協会との長年の対立はどのような形で決着がつくだろうか。
(2010年12月20日)
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